アルツハイマー型認知症の母をもつ香川県高松市の整体師#02

今ではスマホはもちろん、洗濯機、電子レンジは全く使えなくなっていて、魚焼きグリルのアミを電子レンジの中にしまうような始末です。

認知症の第一人者のDr.「長谷川」先生の著書を読むまでは、「どしたん?大丈夫?」「これ分かる?」って子供に言うように上から目線で話しかけたりしていました。

認知症の親を持った方は分かって頂けるでしょうが、キッチンバサミを普通のハサミを入れるところに入れたり、普通の文房具のハサミをキッチンハサミを入れる場所に入れたりするのをやめてくれない時など、何度も何度も同じ事を言い続けていると、実の親でもついイライラしたり妻の手前、注意しないといけなかったりで、そんな言い方をしてしまっていました。

妻からは「どんどんおかしくなっている」とか「デイにいかせたら?」とか、息子からは「ホームに入ってもらったら?」と次々と私を追い込むような言葉も出るようになっていました。

妻に「お前は、子供が小さい時にずいぶん婆ちゃんに世話になってそれはないやろ!!」と言ってしまった時もありましたが、「あんたの収入が少ないから私が仕事に出ないと生活できんのやろ!?」と逆ギレされたので、そう思っていたのかと悲しくなりました。

夫婦仲は、2019年の年末に最悪状態になり、あちらの両親が「娘が離婚したいと言うので連れて帰ります」と言うのを何とか離婚はしないで済むように頼んで、今に至るのですが今後もどうなるかは分かりません。

このように、自分の親の介護の事で離婚するというのは今後も増えるのではないでしょうか?介護保険も限界になり、夫の両親のために自分の人生を犠牲にするなどという大和撫子的な考え方の人は本当に少ないと思います。

それなら、自分の両親の世話をする!!っていう人の方が多いでしょうし、その自分の両親の世話すら、もっというと自分の主人の世話すらする気がない人も多いと思います。

そういった中、やはり私は自分の母を簡単に諦めて「老人ホームに入れる」という選択がありませんでした。もちろん、夜間に叫んだり俳諧したり、私のことも誰か分からなくなったりすると、その時はお世話にならないと現実問題として生活が成り立ちませんが、その寸前まではどうにか踏ん張りたいと思って、今は頑張っています。

私には姉と弟が居ますが、どちらも兵庫県に住んでいるので、物理的にすぐ助けてもらえる距離にはありません。特に姉は嫁に行った身で、実家ファーストにはできないので、難しいと思います。

弟とは男同士なので、そんな会話もあまりすることが無かったのに、気づけば母の件では毎日愚痴を聞いてもらっていて、自分のストレス軽減になっているのは助かっています。

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